2018年の債券と融資を合わせたサステナブルファイナンス市場規模が、前年比26％増の2470億㌦（約27兆1700億円）に達したことがわかった。

 

　BloombergNEF（BNEF）が調査したもので、このうちグリーンボンドは1822億㌦で全体の7割強を占めた。国連の持続可能な開発目標（SDGs）関連で新たに登場したサステナビリティ・リンク・ローン（SLL）が364億㌦となった。

 

　対象となるサステナブル・デット市場は、第三者認証やセカンドオピニオン等を付与されたグリーンボンドやローン、環境と社会を両方カバーするサステナビリティボンド、ローンなどを合計した。年金や保険等の機関投資家はこれらの環境・社会的影響のある投資を自らのESG運用の目標に合致するものとし……

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