格付会社のS&P Global Ratingsは、企業の信用格付レポートに、ESG評価専用の表記を盛り込むことを決めた。今年中に格付対象企業の40%に当たる約2000社について、新たなESG表記を盛り込むとしている。ESG要因が信用格付に及ぼす影響度を投資家に分かり易く示すとともに、企業にはESG要因が自社の持続可能性につながっていることを意識させる狙いもあるという。
Environmental Finance誌によると、国連支援の責任投資原則(PRI)の信用格付イニシアティブにおいて、S&Pのシニア・コンサルタントのCarmen Nuzzo氏が明らかにした。
同氏は「企業評価の透明性を高めるためには重要な一歩だ。現在、……
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