HOME6. 外国金融機関 |「地球のためのマーシャル・プラン」を、英資産運用機関トップが提唱。TCFDによる気候関連情報開示だけでは不十分。クリーンインフラ促進のグローバル計画の必要性(RIEF) |
Aviva1キャプチャ

 

 気候変動に対応するには、TCFDだけでは不十分。新たな「『地球のためのマーシャル・プラン』が必要」。こんな主張が提唱された。英保険大手Aviva傘下のAviva Investor の幹部によるもので、グローバルにクリーンなインフラストラクチャーを建設するための地球レベルの基金が必要としている。

 

  新たなマーシャル・プランを提唱したのは、同社の最高責任投資責任者(CRO)であるスティーブ・ウェイグッド(Steve Waygood)氏。「マーシャル・プラン」は第二次大戦後の欧州の復興のために、当時の米国のジョージ・マーシャル国務長官が提唱、実施した。総額125億㌦(現在価格で約1000億㌦:約11兆円)を、贈与等で欧州諸国の復興資金として配分した。

 

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