グリーンボンド発行はグローバルに活発化しているが、発行体にとって新たな課題が浮上している。セカンド・オピニオンとは別に、グリーンボンドの資金使途先の「グリーン性」を確認する「インパクトレポーティング」のコストだ。同レポーティングは、資金使途が気候変動対策や環境負荷低減等の効果(インパクト)をあげているかを報告するものだが、投資家の「グリーン性要求」が高まっていることから、作成コストもアップしているという。
(上のグラフは、インパクトレポーティングに必要な年経費についての回答結果)
先月、フランクフルトとロンドンで行われたグリーンボンド市場関係者を対象とした調査によると、インパクトレポーティングの年平均費……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。