英シンクタンク等が実施する｢グローバル金融センターインデックス（GFCI）」の最新ランキングで、上位5位の順位は3月の前回調査と変わらなかった。ただ、首位のニューヨークとロンドンの差が前回の7ポイント差から、17ポイント差に拡大、混迷するブレグジットの帰趨がロンドンの金融市場としての信頼性に微妙に影響していることを示している。東京は前回同様、6位だった。

 

　調査は英シンクタンクのZ/Yen Groupが、中国のChina Development Institute（CDI）と連携して半年ごとに実施している。人材、ビジネス環境、資金力、インフラ、レピュテーションの各分野について、主要機関やインデックス等の分析に加え、世界の金融センターや同機関等で働く3300人を超す専門家を対象にしたオンライン・アンケート等から、……

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