金融機関の投融資資産に伴うCO2負荷を測定・開示するカーボンアカウンティングの採用を、29カ国53の銀行等が宣言した。2020年半ばにも最初の開示基準を公表する。賛同した金融機関の運用資産総額は2兆9000億㌦(約313兆円)。金融機関が自らの金融資産のカーボン負荷を開示するのは初めての試みだ。
金融機関が保有する投融資資産のカーボンアカウンティング手法の開発は、オランダのASNバンクが主導し、同国のABNアムロ、トリオドス銀行等14機関が共通基準作りを進めてきた。
活動は「Partnership for Carbon Accounting Financials (PCAF)」として各国……
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