HOME |英大手銀のロイズ銀行、北極圏等での石油・ガス開発へのファイナンス拒否を宣言。トランプ政権の北極圏開発方針へ金融機関による歯止めの連携網構築へ(RIEF) |
Llyds bank1キャプチャ

 

  英大手銀行のロイズ銀行(Lloyds Banking Group)は、北極圏及び南極圏の両極域での石油・ガス開発への投融資をしないことを、同社のエネルギー政策に盛り込んだ。極地エネルギー開発へ否定姿勢を明確化した大手銀行は、英バークレイズ銀行、米ゴールドマンサックス、同JPモルガン・チェース銀行等10行以上になっている。ただ、日本の金融機関はどこも名乗りをあげていない。

 

 北極圏等での石油・ガス開発を巡っては、オバマ前大統領が北極圏と大西洋の一部を永久に保護する大統領令を制定。これに対して、トランプ大統領は就任後の2017年4月に「オバマ規制」を破棄し、石油・ガス開発を促進する自らの大統領令に署名した。これに対して環境団体が差し止め請求の訴訟を起こしていたが、昨年3月、アラスカ地裁は……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン