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社会起業家支援の新型ファンド創設 活動支援と経営助言 (各紙)

2013-04-08 14:33:01

SIPkikin_zu
SIPkikin_zu一般社団法人、ソーシャル・インベストメント・パートナーズ(SIP、東京・港、白石智哉代表理事)は、教育格差の是正など社会的課題の解決につながる事業を支援するファンドを創設した。社会的事業に取り組むベンチャー企業やNPOを対象に1社あたり平均3千万円を投資や助成金、貸し付けの形で提供、経営ノウハウも助言して支援する。


 新ファンドは、国内外のファンド運営経験者やベンチャーキャピタリスト、ベネッセホールディングス、日本財団などの寄付金を中心に基金を組成した。SIPが日本財団と共同で基金を運営する。まず1億円規模で始め、今後3億円程度まで増やす。




 基金から1社あたり2~3年で計3千万円程度を提供する。経営計画や資金計画の助言、提携相手探しなども支援し、事業が軌道に乗るよう後押しする。支援対象事業は、障害者の職業訓練や就労を支援する事業、家庭の経済力による教育格差を是正する事業、低価格で健康診断を受けられる事業を想定している。