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震災事業委託の破産NPO「大雪」の債権者203人　負債総額は5億円超 （岩手日報）

2013-05-20 18:35:43

事業活動をやっていたころのNPO大雪のスタッフたち
事業活動をやっていたころのNPO大雪のスタッフたち
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岩手県山田町が緊急雇用創出事業を委託していたＮＰＯ法人「大雪（だいせつ）りばぁねっと。」（岡田栄悟代表理事）の予算使い切り問題で、法人側代理人の弁護士は１９日、破産手続き開始決定時の債権者が２０３人で、負債総額約５億６千万円のうち町の債権が約４億３千万円と大半を占めていることを明らかにした。

　弁護士によると、負債総額のうち約４億３千万円が町の返還要求額で、賃金未払いによる労働債権は１５６人の計約３８００万円。ただ、負債総額は開始時の目安で変動することがあるという。

　岡田代表理事は破産について「自分が設立した団体で残念」と述べ、町が今月にも、自身に起こす方針の損害賠償請求訴訟に対し「徹底的に戦う」と語気を強めた。

　東京都の破産管財人は同日、岡田代表理事や法人側代理人の案内で、法人が拠点としていた同町船越の体育館など３カ所を視察。動産類などを確認した。第１回債権者集会が開かれる９月３０日までに財産の所有権などを把握する方針。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130520_1

 

 

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