HOME7.金融NPO |NPOバンク(東京CPB)が 市民による太陽光発電事業「エコメッセ市民発電所」に融資(FGW) |

NPOバンク(東京CPB)が 市民による太陽光発電事業「エコメッセ市民発電所」に融資(FGW)

2013-05-22 20:14:11

写真左は、社会福祉法人「悠遊」の鈴木理事長、右はNPO法人、エコメッセの大嶽理事長
写真左は、社会福祉法人「悠遊」の鈴木理事長、右はNPO法人、エコメッセの大嶽理事長
写真左は、社会福祉法人「悠遊」の鈴木理事長、右はNPO法人、エコメッセの大嶽理事長


東京都で活動している金融NPOの一つ、東京コミュニティパワーバンク(CPB)は、市民の手で太陽光発電事業を展開している特定非営利団体「エコメッセ」に対して、世田谷区の高齢者施設の屋根に太陽光パネルを設置する資金を融資した。

エコメッセは、「自然との共生」を最優先したまちづくりを目指して、都内でリユースショップ(16店舗)を展開している。設立10周年を記念し、新たな事業として市民の手による太陽光発電事業を展開することとし、これまでに事業の収益金をベースにして、練馬区や八王子市などで5基の市民発電所を開設してきた。

今回、東京CPBが融資したのは、世田谷区の高齢者施設『生活クラブ・ケアセンター世田谷」の屋根に設置する6基目の設備。東京CPBは同ケアセンターの建設費の一部を融資した実績もあり、今回、太陽光パネル設置費の一部として、100万円を金利2.5%で融資した(期間は1年)。NPOが銀行などから事業資金を借り入れるのは、容易ではなく、今回のNPOバンクからの融資は、市民の資金を市民の事業に回す形となる。

http://www.tokyo-cpb.org/