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西武鉄道 「銀河鉄道999」号復活へ、 12月にも出発進行!運営費としてクラウドファンディングで「2999万円」資金調達 (FGW)

2015-07-08 14:13:22

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各紙の報道によると、西武鉄道はクラウドファンディングでアニメや鉄道のファンから資金を集めて、人気漫画・アニメ「銀河鉄道999(スリーナイン)」のデザイン電車を、今年12月にも復活させる。

 資金調達を担当するのは、サイバーエージェントグループのサイバーエージェント・クラウドファンディングが運営する「Makuake」を利用する。資金調達プロジェクトは、「銀河鉄道999」の原作者松本零士氏が名誉実行委員長を務め、西武鉄道沿線上に「銀河鉄道999」の世界を実現させるという狙い。

 

 「銀河鉄道999デザイン電車」は2009年5月から約5年間、西武鉄道沿線で運行されていたが、昨年12月にファンに惜しまれつつ終了した。今回は新たに「新・銀河鉄道999デザイン電車」として復活するという。

 

 デザイン電車は、松本零士氏監修によって車両の外装や内装、駅舎のデザインを行う。また、西武鉄道沿線上の商店街、練馬地区のNPO法人も連携して街全体の活性化を図る展開を目指している。

 

(左)2009年5月~2014年12月まで運行をした西武鉄道「銀河鉄道999デザイン電車(3000系車両)」 ※写真(右)今回「新・銀河鉄道999デザイン電車」のベースとなる西武鉄道「20000系車両(8両編成)」 
(左)2009年5月~2014年12月まで運行をした西武鉄道「銀河鉄道999デザイン電車(3000系車両)」
※写真(右)今回「新・銀河鉄道999デザイン電車」のベースとなる西武鉄道「20000系車両(8両編成)」

 

従来のデザイン電車は外装のみだったが、新デザインは内装でも銀河鉄道999の世界観を意識する。原作と同様、蒸気機関車型の外装や宇宙船のような「未来車両」の内装が魅力となる。

 サイバーエージェントが担当する資金調達の目標額は2999万円。投資額に応じて新型車両へ最初に乗車したり、つり革に氏名を記載したりする権利を得られるという。

https://www.cyberagent.co.jp/service/press/detail/id=10605?season=2015&category=other