2020年以降の国際的な地球温暖化対策の枠組みを築く国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に向けて、世界の環境NGOなどが、金融機関に対して温暖化を加速する石炭火力・開発事業への投融資の停止を呼びかけている「Paris Pledge(PP:パリの誓い)」の呼びかけに応じて欧米の6つの銀行が署名したと公表した。
署名したのは、オランダのASNバンクのほか、エコバンク(スウェーデン)、エシックバンク(独)、ウンベルトバンク(同)、ニューリソースバンク(米)、バンコ・フィエ(ボリビア)。いずれも、環境事業への融資や倫理的な活動へのファイナンスを重視している「環境銀行」「倫理銀行」などの評価を得ている。
これらの銀行はこれまでも、石炭火力等への投融資実績はないが、引き続き石炭……
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