HOME7.金融NPO |石炭火力・開発への投融資を停止する「パリの誓い」に、欧米6金融機関が署名。COP21見据え、大銀行への署名圧力も高まる(RIEF) |
PPキャプチャ

 2020年以降の国際的な地球温暖化対策の枠組みを築く国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に向けて、世界の環境NGOなどが、金融機関に対して温暖化を加速する石炭火力・開発事業への投融資の停止を呼びかけている「Paris Pledge(PP:パリの誓い)」の呼びかけに応じて欧米の6つの銀行が署名したと公表した。

 

 署名したのは、オランダのASNバンクのほか、エコバンク(スウェーデン)、エシックバンク(独)、ウンベルトバンク(同)、ニューリソースバンク(米)、バンコ・フィエ(ボリビア)。いずれも、環境事業への融資や倫理的な活動へのファイナンスを重視している「環境銀行」「倫理銀行」などの評価を得ている。

 

 これらの銀行はこれまでも、石炭火力等への投融資実績はないが、引き続き石炭……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン