神奈川県が、市民ファンドを活用した県有施設の「屋根貸し」方式の太陽光発電事業への参加を公募している。
同県はこれまでも、県が所有する公共施設の屋根を太陽光発電事業者に貸し出す事業を展開している。これまで、40施設54棟の貸し出し実績がある。今回は、低炭素社会構築に、県民も手軽に参加できる仕組みとして、市民ファンドを資金調達の一部に活用することにした。
対象となる公共施設は、横浜市旭区にある産業技術短期大学本館B棟で、屋根の面積は約600㎡。想定発電設備容量は50kW前後。事業者は、自ら資金調達する際、市民ファンドを組成し、多くの県民から出資を受ける仕組みを取り入れる。
市民ファンドの規模、一人当たりの出資額、配当等については、応募事業者が自ら枠組みを設定す……
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