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NPOが初の社会変革型の市民ファンド「ソーシャル・ジェスティス基金」設立(FGW)

2011-10-24 18:08:23

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東京で非営利活動を展開する「NPOまちぽっと」は、社会的弱者への支援、社会的不公正の是正などを目的とした市民出資型の初の社会変革ファンド「ソーシャル・ジャスティス基金」を立ち上げる。11月19日に米タイズ財団のCEO、メリッサ・ブラッドリーさんらを招いての設立フォーラムを東京で開催する。

NPOまちぽっとは1993年から市民団体への助成事業を展開しており、これまでに東京都やアジア各国で活動している市民団体合計122に対して、総額4561万円の助成を実施してきた。財源は100%、普通の市民からの少額寄付によって集めている。

新たに立ち上げる「ソーシャル・ジャスティス基金」も同様に市民の寄付をベースに資金を集め、①日本の未来を変える、アドボカシー活動(社会提案)をする団体への助成(資金提供)②子供や孫の住む社会をより良くする、未来への投資(遺贈等の寄付の活用)③希望をみんなで創っていくための「対話」の創出(社会的対話の場を創る)、などの活動を実施する。

NOPまちぽっとは認定NPOであるため、個人の寄付に対しては寄付金控除の対象になるほか、法人の寄付についても損金算入限度額にNPOへの寄付は別枠で損金扱い可能となる。また相続や遺贈による寄付も、相続税の対象から除外される、などの制度活用が可能となる。

基金の運営委員会は、上村英明・恵泉女学園大学教授、黒田かをり・財団法人CSOネットワーク常務理事、土屋真美子・NPOまちぽっと理事らが就任する。

 

設立フォーラム 11日19日(土)1:30~17:00 芝浦工業大学芝浦キャンパス
    登壇者;  メリッサ・ブラッドリーさん (タイズ財団 CEO)
            松原明さん (シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 副代表理事)
            藤井良広さん (上智大学大学院 教授)
            黒田かをり (CSOネットワーク 常務理事・事務局長、SJF)
            上村英明 (恵泉女学園大学 教授、市民外交センター 代表、SJF)

http://socialjustice.jp/p/