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気仙沼信用金庫とプラネットファイナンスが運営する「三陸復興トモダチ基金」が28事業者への支援を決定(FGW)

2012-01-12 15:56:22

東日本大震災で大きな被害を出した三陸沿岸地域(気仙沼市、南三陸町、陸前高田市、大船渡市)の経済復興と雇用創出を目指す日米協力の「三陸復興トモダチ基金」の支援対象28事業が決まった。

同基金は米国のNGOメーシーコープ(Mercy Corps)が集めた支援金を原資として、運営は日本でのマイクロファイナンス事業を展開しているプラネットファイナンスジャパン(東京)と、気仙沼信用金庫(気仙沼市)が連携して担当している。対象プログラムは3つで、被災地再生・新規事業創出助成として、4件(応募数16件)を選び、被災事業者再雇用サポート助成にとして、19社、28人に対して実施することとした。対象業種は、水産加工業、飲食・食品製造、観光業、印刷・出版業、建設業、小売業など広範囲に及んでいる。

さらに被災事業者支援融資制度として、気仙沼信金が融資する復興融資商品に、2年間の利子補給を行う対象事業社として5社を選んだ。融資額は合計で2760万円。

被災地域再生・新規事業創出助成は、2~3月に第二次募集を行う予定。

米メーシーコープは、災害や紛争、貧困などの危機にひんした人々を支援し、彼らが望む生活を送れるような環境づくりを手掛けている国際的な緊急支援団体。世界41カ国にスタッフが配備され、これまで1900万人の人々を支援してきた。マイクロファイナンスジャパンは、フランスを本部と知る国際的NGOの日本拠点で、世界各国60カ国でマイクロファイナンスの支援カt活動を展開している。

http://www.planetfinance.or.jp/files/PressRelease_SanrikuTomodachiFund_JP12262011.pdf