ロシアはパリ協定で公約した温室効果ガス(GHG)の国別対策貢献(NDC)を現行の25%削減(1990年比)から、33%減(同)に引き上げる原案を公表した。ただ、90年比では大幅削減となるが、現行の排出量よりも増えるという内容のため、環境団体等からは批判があがっている。パリ協定のNDCの改定では、日本が先月末、目標値を凍結した改定NDCを提出、内外の環境NGO等から批判を受けている。
(写真は、ロシアの経済発展省)
ロシアは中国、米国、インドに次ぐ、世界第4位で、次いで日本が5位という関係にある。ロシアがパリ協定で約束したNDCでは2030年の排出量目標はCO2換算で23億3000万㌧で、基準年の90年(……
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