新型コロナウイルス感染で多くの感染者が出ているイタリア、スペインを含む欧州の10カ国は、感染克服後の経済回復について、環境・社会面での持続可能性を重視した「グリーンリカバリー」とするよう公開書簡を発した。書簡はEUの欧州委員会が提案する「欧州グリーンディール(EGD)」の推進を強調している。EU内では、東欧諸国を中心にグリーンよりも景気回復優先を唱える主張が出ており、「コロナ後」でのEUの政策対応が問われそうだ。
(写真は、「コロナ後」の経済回復策の運営力を問われるフォンデアライエン欧州委員長)
公開書簡は、オーストリア、デンマーク、フィンランド、イタリア、ラトビア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、……
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