米研究者チームがNASA(米航空宇宙局)の衛星データを活用して北半球のグリーンランドの氷河と南極の氷床を16年にわたって観測した結果、年間、318ギガ㌧の氷が溶解して海洋に流れ込み、地球全体の海面を14.1mm(1.41cm)高めたことがわかった。同期間の海面上昇要因の約3分の1を占めたことになるという。
(写真は、西南極に広がる氷床。米ワシントン大学のサイトから)
論文は「Pervasive ice sheet mass loss reflects competing ocean and atmosphere processes」のタイトルで、4月30日付の米Scienceオンライン版に掲載され……
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