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米アップルの主要データセンター、再生可能エネのみで稼働へ(Reuters)

2012-05-20 05:09:22

5月17日、米アップルは、ノースカロライナ州メイデンにある主要データセンターについて、年末までに再生可能エネルギーのみで稼働させる方針を発表した。ミュンヘンのアップルストアで3月撮影(2012年 ロイター/Michaela Rehle)
5月17日、米アップルは、ノースカロライナ州メイデンにある主要データセンターについて、年末までに再生可能エネルギーのみで稼働させる方針を発表した。ミュンヘンのアップルストアで3月撮影(2012年 ロイター/Michaela Rehle)


[17日 ロイター] 米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)は17日、ノースカロライナ州メイデンにある主要データセンターについて、年末までに再生可能エネルギーのみで稼働させる方針を発表した。

アップルは、サンパワー(SPWR.O: 株価, 企業情報, レポート)や新興企業ブルーム・エナジーから設備を調達し、メイデン周辺に太陽光発電設備を設置する。年間の発電量は8400万キロワット時に達する見通し。

アップルのピーター・オッペンハイマー最高財務責任者(CFO)はロイターの電話取材に応じ、メイデンの太陽光発電設備の広さは250エーカーになる予定だと述べた。将来的には、同社のデータセンター3カ所の全てで、石炭を使わない電力を導入する見通しだという。

アップルのデータセンターでの電力使用をめぐっては、カリフォルニア州クパチーノの同社本社で今週、環境保護団体グリーンピースが再生可能エネルギーの使用を呼びかける活動を行っていた。

http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPTYE84H04N20120518