HOME8.温暖化・気候変動 |EU、今年上半期の域内発電量、再エネ発電(40%)が化石燃料発電(34%)を初めて上回る。デンマークは再エネだけで発電量の64%.(RIEF) |
Ember005キャプチャ

 

 EU全体の今年上半期(1~6月)の発電量のうち再生可能エネルギー発電が40%を占め、化石燃料発電(34%)を上回った。再エネ発電が化石燃料発電を上回ったのは初めて。その結果、EU域内のCO2排出量は新型コロナウイルス感染拡大による経済低迷の影響もあるが、全体で前年同期比約4分の1の削減(23%減)につながったという。再エネ発電の国別の多さではデンマークが64%で第一位、次いでアイルランド(49%)、ドイツ(42%)となっている。

 

 英気候シンクタンクの「Ember」が公表した。対象となる再エネは太陽光、風力、バイオマスの各発電。全体で前年同期比11%の増加と順調に拡大した。太陽光は16%増、風力11%増、水力12%増。バイオマス1%増。上半期は年初から穏やかな気候と、適度な風況を得られ……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン