HOME8.温暖化・気候変動 |スイス、ペルーとパリ協定に基づく世界初の「二国間カーボン・オフセット協定」締結。削減事業のダブルカウント防止条項盛り込み。ガーナ、タイ等にも拡大方針(RIEF) |
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 スイスはパリ協定6条に基づく温室効果ガス(GHG)削減の国際協力として、南米のペルー政府と「カーボン・オフセット協定」の締結で合意した。パリ協定に基づくGHG削減の国際協定の締結が認められたのは世界でも初めてとしている。スイスは2030年までに50%の排出量削減目標を掲げており、このうち4分の1は途上国等での削減分を国際協力として取り込む計画。今回のペルーとの協定に続いて、アフリカのガーナとの交渉が進展しており、タイやメキシコ等とも話し合い中という。

 

 (写真は、協定式での両国代表。㊨がペルーの環境相。㊧はスイスの大統領)

 

 パリ協定6条では、先進国が途上国でのGHG削減事業を実施し、その事業からの削減分を……

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