HOME5. 政策関連 |欧州委員会とEU外交安全保障代表、米国に「未来志向の大西洋アジェンダ」提案。「2050年のネットゼロ」を元に、カーボン国境調整メカニズムやタクソノミーの共通化等を求める(RIEF) |
EUAMえりかキャプチャ

 

   欧州委員会とEU外交・安全保障政策上級代表は2日、米国の次期バイデン政権に向けて、米欧間の「新たな未来志向(フォワードルッキング)の大西洋アジェンダ」を提案、2050年の温室効果ガス排出量ネットゼロを踏まえたサステナブルファイナンスの諸施策の共通化での協力作業を求めた。提案内容は、カーボンリーケージの回避策(カーボン国境調整メカニズム)や、タクソノミーを軸としたサステナブルファイナンスのグローバル規制フレームワーク等。2021年上半期に予定する米欧首脳会議で議論を深める方針だ。

 

 新たな対米提案をした欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は「われわれは、現在のグローバルな状況に対応する新たな大西洋アジェンダを創り上げるイニシアティブを進めている。米欧のパートナーシップは、共……

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