HOME |中国、全国版の温室効果ガス排出権取引制度(C-ETS)、2月から本格稼働に。石炭火力発電事業を対象。総量規制はなく、原単位規制のみ。排出枠も緩く、削減効果には期待薄。(RIEF) |
Chinac-ets001キャプチャ

 

 中国は2月から全国版の温室効果ガス排出量取引制度(C-ETS)を稼働させる。当面は、石炭火力発電等の電力部門が対象。中国全体のCO2排出量の約4割をカバーし、EUの排出権取引制度(EU-ETS)の排出量全体の2倍に相当する世界最大の排出権取引市場が誕生する。ただ、EUとは異なり、全体の排出量の規制枠(キャップ)はなく、当面の排出削減効果は限られるとみられる。

 

 中国の生態環境部(MEE)が公表した。C-ETSは、国務院が2010 年 8 月に「炭素排出量取引制度の構築と整備」の政策目標を掲げて以来の目標だ。北京、上海等での地域ごとのパイロットETSを展開、当初は、2017年に全国版へ移行の予定だった。しかし、全国化は容易ではなく、延期を重ねていた。5年ぶりに実現することになる。

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