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分散型・グリーン売電市場、国内外200社が参入(日刊工業)

2012-06-12 06:51:50

経済産業省が18日に創設する小口電力市場「分散型・グリーン売電市場」に、国内外の約200社が参入を検討している。国内では三菱重工業、IHI、東芝などが、海外ではスカイ・ソーラー・ホールディングス(中国・上海)などが計画している。
 国内自動車メーカー大手の一部も関連会社を通じて参入を検討しているとみられる。小口電力市場は工場などに設置している自家発電設備の余剰電力などを大手電力会社や特定規模電気事業者(PPS)に販売できる。電力ひっ迫などを反映し、参入企業が増えそうだ。

 新市場の運営母体である日本卸電力取引所(JEPX)は12日に都内で分散型・グリーン売電市場に参加する企業向けの説明会を開く。自社工場にコジェネレーション(熱電併給)などの自家発電システムを有している発電プラントや車メーカーなどの製造業大手のほか、「中小企業も関心が高い」(関係者)ため、企業規模を越えて新市場が形成されそうだ。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520120612abaq.html