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関電工、発電事業に参入-再生エネで“脱”東電依存(日刊工業)

2012-06-14 08:01:06

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関電工は発電事業に本格参入する。風力や太陽光、小水力など再生可能エネルギーによる発電事業に乗り出すほか、得意とする電気設備工事周辺で発電設備を付加する提案型サービスを提供。最終的には複数のビルや施設のエネルギー使用効率を最適化するスマートコミュニティー事業まで発展させる。当面は既存の風力発電事業者への出資や比較的小規模な太陽光発電所の運営から入り、売り上げ規模で1件10億円程度の案件を複数、積み上げていく。

 関電工は東京電力が46%を出資する電気設備工事の最大手。経営合理化を進める東電からの受注工事の事業環境が厳しさを増すことが確実なため、新規事業を育成し、経営体質強化を図る。

 すでに風力発電では、能登コミュニティウインドパワー(石川県輪島市)に10%出資。これに続き、自ら施工した全29地点を中心に事業参画を検討中だ。また、風力発電事業者と新規立地に向けた風況調査も共同で実施している。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320120614aaas.html