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グリーン発電会津、バイオ発電所を稼働-福島県で年4000万kW売電(日刊工業)

2012-07-06 07:53:36

福島県会津地方などから年間約6万トンの間伐材を調達
福島県会津地方などから年間約6万トンの間伐材を調達


【福島】グリーン発電会津(福島県会津若松市、滝沢誠社長、0242・75・2220)は、未利用間伐材を燃料にした木質バイオマス発電所を10日に稼働させる。出力は一般家庭約1万世帯分に当たる約5700キロワットで、東北電力の送電系統を使い特定規模電気事業者(PPS)に売電する。年間約4000万キロワットの販売予定で、売上高は10億円を見込む。

 23億円を投じて2011年6月に着工。1日に始まった再生可能エネルギー固定買取制度の認定を申請中。年間約6万トンの間伐材を使い、福島県会津地方を中心にした林業事業者から調達する。従業員は14人で、地元から雇用した。

 5日の開所式で会津若松市の室井照平市長は「新しい技術を使った発電所で、地元の雇用の拡大、林業、関連産業の活性化に大いに期待している」と述べた。


 http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0520120706qtkg.html

 


福島県会津地方などから年間約6万トンの間伐材を調達