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ホンダ、CO2排出量を業界で初開示-昨年度2億トン(日刊工業)

2012-08-27 12:26:07

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ホンダは事業活動や顧客の製品使用時を含むすべての温室効果ガス(GHG)排出量を自動車業界で初めて開示した。
 2011年度の総排出量は二酸化炭素(CO2)に換算すると2億2506万トンだった。12年以降は当面、ハイブリッド車などのエコカー投入による排出削減をグローバルの生産拡大による排出増加が上回り、総排出量は拡大する見通しだが、「低燃費車の機種を拡大し、できるだけ早く総排出量の増加を反転させる」(篠原道雄環境安全企画室長)方針。
 排出量はGHGに関する国際会議「GHGプロトコルイニシアチブ」のガイドラインに沿って算定。総排出量のうち工場での重油の燃焼など直接排出が124万トン、オフィスや工場の電力使用などの間接排出が296万トン。一方で顧客の製品使用による排出が1億9588万トンと全体の87%を占め「ここを減らす優先順位が最も高い」ことが明確になっている。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420120827beap.html