HOME |藻類の燃料化を研究 福島県、津波被災農地に設備(福島民友) |

藻類の燃料化を研究 福島県、津波被災農地に設備(福島民友)

2012-09-09 20:47:37

東京電力福島第1原発事故後の再生可能エネルギー導入の一環として、福島県は、藻類をバイオ燃料として津波被災農地で生産する実証研究に乗り出す。藻類は培養する際に二酸化炭素を吸収するだけでなく、固形燃料としての利用や、油をつくり出す能力から次世代エネルギーとして注目されている。経済産業省資源エネルギー庁は県の要望を受けて来年度政府予算の概算要求に10億円を計上した。福島県は沿岸部農地の有効活用や新産業と雇用の創出に期待を寄せている。
 福島県の実証研究は来年度から3年間を予定、2016(平成28)年度からの実用化を目指す。実験用地は南相馬市の津波被災農地約2ヘクタールを見込み、藻類を培養するプールなど生産設備を整える。

http://www.minyu-net.com/news/news/0909/news1.html