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南海電気鉄道、本州最南端・潮岬の所有地を三井物産に賃貸、太陽光発電事業用地として活用 和歌山県串本町(遊都総研)

2012-09-10 15:44:15

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南海電気鉄道株式会社(大阪市中央区、亘信二社長)はこのほど、和歌山県東牟婁郡串本町に同社が所有する「南海いずも台住宅地」の一部を、太陽光発電施設を運営する三井物産株式会社(東京都千代田区、飯島彰己社長)に賃貸し、発電事業に活用すると発表した。
同地は本州最南端・潮岬にあるため、風光明媚な環境が魅力であるとともに、立地特性上、豊富な日射量・日照時間が期待できるという。

同事業は「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)」の施行に伴い実施するというもの。南海電鉄では今後も、地域に親しまれ、またエコや電力供給に貢献できる土地活用を行っていくとしている。

一方三井物産では、全国約10カ所で、企業年金等から資金を預かる投資ファンドへ事業用地を転貸、三井物産が太陽光発電所を建設した上で同ファンドに引渡し、三井物産が当該発電所の運営を受託するという。同件は全国約10カ所で実施する事業所のうちの1カ所。

今回の太陽光発電施設の所在地は和歌山県東牟婁郡串本町槇崎平見。面積は約38,720㎡。賃貸人は南海電気鉄道株式会社、賃借人は三井物産株式会社。賃貸期間は20年間(開始時期については現在協議中)。発電量は約2メガワット(標準世帯約500戸分程度、計画数値)。

http://yutosoken.com/2012/09/post_857.html