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世界のクリーンエネルギー市場への投資、第三四半期は減少、2012年全体でも前年比減の見通し。  (Bloomberg)

2012-10-12 22:38:07

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国際的な再生可能エネルギー投融資のデータ把握をしているBloomberg NEFは、今年第三四半期(7~9月)の状況をまとめた。それによると、クリーンエネルギー関連のグローバルな投資額は566億ドルとなった。第二四半期比で5%減少、前年同期比では20%減となっている。

 



再生可能エネルギー分野への資金の流れが細ってきたのは、地域的には、米国、インドでの需要の伸び悩みと、分野別では風力発電ファームへのファイナンスが中休み状態になっていることなどが影響したとみられる。BloomberugNEFでは第三四半期のデータを踏まえ、今年全体のクリーンエネルギー関連投資を推計した結果、最高額だった昨年の年間2800億ドルを下回りそうとみている。

 

もし今年が前年比マイナスになると、Bloomberg NFEがデータを公表し始めた過去8年間の中で初めての前年比減ということになる。第三四半期に特徴的だったのは、米、英、イタリアなどの先進国にみられるように政策の不透明さが一つのカギになっていることが、明瞭になってきた点。また風力や太陽光発電における最近の技術開発は急速で、その分、以前よりも安い価格で同規模の発電が可能になる公算が高い。

 

また同期のうちで特に目立つのが、太陽光発電や風力発電が、前期に比べて10%減少の323億ドルにととどまった点だ。米国での政策措置の変更が影響しているとみられる。NEFのMchael Liebreichは「今年のクリーンエネルギー市場の推移は、残念という以外にない。しかし、これは年初から予想されたことで、下落率もその範囲。伸び悩んでいるが四半期ベースでは依然、500億ドルを超えている」と説明している。

http://financegreenwatch.org/?p=6204

 
 










 
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Angus McCrone
Bloomberg New Energy Finance
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