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徳島合同証券、スマートエナジーの「土佐くろしおファンド」募集業務に参入(FGW)

2013-01-08 13:21:18

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tokushimagoudotitle徳島合同証券(徳島市)が、本サイトでも紹介した高知県で計画が進むスマートエナジー社による「土佐くろしおファンド」の小口出資の募集事業に参画する。同証券は同業務に必要な「第二種金融商品取引業」の登録をした。出資募集を取り扱うことで、手数料を稼ぐ一方、ファンド側は個人投資家の事業参加を見込める。

 

スマートエナジーが計画中「土佐くろしおファンド」は、高知県土佐清水市の紅茶園跡地に出力1800kwクラスのメガソーラーを建設、発電した電力は四国電力に売電し、その売電収入をファンドの出資者への利回りとする予定。約7億5000万円の建設費用のうちファンドで3億円を賄い、個人や企業から出資を募る。このうち、スマートエナジーがネットなどを通じて8割分を募集、徳島合同証券は対面販売を通じて2割分を販売する予定。

募集は一口50万円で目標年間利回りは3.5%。分配金支払いは14年6月からの予定で、支払期間は18年間。13年目以降、発電事業の借入金返済後に事業計画より収益が好転した場合は目標利回りに加え追加分配をする。さらに一定期間後は元本を償還する見込み。同証券は15日にも募集を開始する。ソーラー発電は2013年11月に稼働する予定。


 徳島合同証券の12年3月期の売上高は約2億円。今回の小口ファンド取り扱いによって手数料収入の上積みを目指す。

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