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日本政府が 途上国での原発CDM推進を主張 (KIKO) 国内の原発事故を いまだに終息できないのにね

2011-06-17 14:16:08

気候ネットワークが国際的化石賞受賞の背景を説明しています(KIKOサイトから):福島原発事故から3カ月の6 月11 日、日本政府は、国内で少なくとも6 万人以上の人々(※全国140 個所で開催されたうちの約半分の集計暫定値)が原発反対でデモを行っていたその日、京都メカニズムに原子力を入れるように発言をしました。今は禁止されている、温暖化対策として途上国への原発輸出ができる道をつくることを改めて支持したのです。
福島の原発事故が収まらず今でも放射能が撒き散らされている中、日本から原発が途上国の持続可能な発展に寄与すると言えるような状況では皆目ないのに、なぜこのような発言ができるのでしょう?日本はこの日、当然のこととして、不名誉な化石賞1 位を受賞しました。

受賞理由は、「日本の100か所以上で原発からの脱却を求めるデモがなされている時、日本が原発をCDMに入れようとするのは信じられないことです。日本政府は国民の声に耳を傾け、従来のポジションを改めるべきです。日本は他国にCDMで原子力を使わないよう、説得できる立場にあるのです!」とされています。http://www.kikonet.org/theme/archive/kokusai/SB34/Kiko_SB34_No1.pdf