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IHI、バイオマス発電参入-「ソルガム」を原料に 東北で実証(日刊工業)

2013-02-27 09:09:31

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IHIsite-logo-01_mediumIHIは土壌除染対策で注目される資源作物を使ったバイオマス発電設備事業に参入する。搾汁液をメタン発酵させて、発電用エンジンの燃料として利用する。2013年度中に東北地域で実証試験を実施し、15年度中にも事業化する。将来は2000キロワット級の発電設備を稼働し、新産業育成や農地再生など東日本大震災の復興事業の一つとして、地元自治体や産業界などに提案する。
資源作物「ソルガム」を使用する。搾汁した糖液をリアクター(反応容器)で発酵促進し、メタンガスを生成。ガスエンジンを駆動して発電する。
ビール工場の排水処理システムなどで導入実績が豊富なIHI環境エンジニアリング(東京都江東区)の「ICリアクター」とグループ会社の新潟原動機(東京都千代田区)が持つガスエンジンを組み合わせる。

 

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520130227aaat.html