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積水ハウス:太陽電池、燃料電池、蓄電池利用の省エネ住宅(毎日)

2011-08-08 21:53:57

積水ハウスは8日、太陽電池、燃料電池、蓄電池を組み合わせた省エネ住宅「グリーンファースト ハイブリッド」を発売した。三つの電池を組み合わせた住宅は世界初。昼は太陽電池と燃料電池で発電し、夜は電力会社の電力を蓄電池にためる。年間約25万円の光熱費を支払っている一般家庭(4人)の場合、年約26万円削減できるという。また、電力会社が停電しても一定の電力が確保できる。

 燃料電池は都市ガスから取り出した水素を化学反応させて発電し、廃熱で給湯もまかなうシステムで、日中は燃料電池と太陽光発電でほとんどの電力をまかなう。夕方から夜間は燃料電池と蓄電池を用い、足りない分は一般電力を使用する。蓄電池の電力は、停電時にテレビと冷蔵庫1台ずつなら約23時間持つ。

 3カ月で150棟限定販売する。設置費用は、建設費に加え、一般家庭の場合、三つの電池代で560万~600万円がかかる。【植田憲尚】

http://mainichi.jp/life/today/news/20110809k0000m020094000c.html