中国、温暖化の削減案3月提出へ 原発推進が柱、高官初明言(共同)日本の削減案提出にも影響か
2014-09-19 15:57:43
【北京共同】中国政府の高風・気候変動交渉特別代表は19日までに共同通信に対し、2020年以降の新たな温暖化対策で、温室効果ガスなどの削減目標案を来年3月末までに提出する準備を進めていると明らかにした。
30年前後を見据え原発など非化石燃料の利用率引き上げが柱となる見通し。中国高官が目標案の提出時期を具体的に表明したのは初めてで、温暖化対策への積極姿勢をアピールした。
新たな温暖化対策の国際枠組み作りを目指し、ニューヨークで23日に開催される国連の気候変動サミットで、張高麗副首相が演説、準備状況について説明する予定。