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エコプロダクツを上回るアジア最大規模の環境展「中国国際環境博覧会(IEexpo2015)」上海で開催、1100社参加、日本からも36社(大野木ブログ)

2015-05-13 00:54:24

中国のIEexpo2015の会場風景
中国のIEexpo2015の会場風景
中国のIEexpo2015の会場風景


5月6日~8日、上海中貿ミュンヘン展覧有限公司、環境保護省固形廃棄物・化学品管理センター等は、上海新国際博覧センターにてアジア最大級の環境技術展示会である中国国際環境博覧会(IEexpo2015)を開催した。

 

第16回目となる今回は、前回より200社(25%)増えて過去最多約1100社の環境・省エネ・リサイクル分野の企業・事業団体・研究機関・メディア等が出展しており、そのうち日系企業は三菱総合材料やバンドー化学(上海)など過去最多の36社、さらに日本企業との提携を明確にしている企業は約10社であった。出展面積は6万平米であった。

 

今回の特徴としては、水分野・大気分野・廃棄物分野・土壌分野で増えていたが、特に最近の情勢を反映して土壌浄化分野の拡大が顕著であった。また空気清浄機エリア(空気清浄機業界連盟の後援)、第三者汚染処理成果エリア、環境モニタリングエリア、環境イノベーションエリアが新たに設けられた。中国環境企業の大面積出展が増えたことも特徴であり、中国環境企業の大幅な成長が示された。

 

海外からの出展では、26の外国と地域から出展しており、中でも台湾、フランス、ドイツ、日本、韓国、米国からはパビリオンを組み出展数が多かった。後援団体のうち日本関係ではジェトロと当社であった。

 

展示会期間中、約20の環境シンポジウム・フォーラムが開催された。そのうち筆者が参加したのは以下の通り。

大野木-日中環境のブログ

会場の各地でセミナーが開かれていた
会場の各地でセミナーが開かれていた


日本の展示地区の周辺
日本の展示地区の周辺


 

・第13次五ヵ年計画期間下の環境産業の趨勢とイノベーション
・第1回中国環境モニタリング技術・情報化シンポジウム
・環境科学技術国際シンポジウム
・日中汚染土壌・地下水修復技術フォーラム(ジェトロ等主催)
・日中VOC測定処理技術シンポジウム(ジェトロ等主催)
・中国飲料水安全性 微汚染水源の膜法高度処理技術フォーラム
・第2回新情勢下での汚泥処理処分・資源化循環利用技術フォーラム
・国際海水淡水化・膜技術フォーラム
・第2回重点産業VOC汚染処理・モニタリング技術交流シンポジウム
・第2回中国民間空気清浄機産業サミットフォーラム

 

http://jcesc-ceo.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/ieexpo2015-9629.html