米次期大統領選挙は「温暖化を問う選挙」となりそうだ。オバマ大統領が石炭火力発電所への排出規制強化策を打ち出し、ヒラリー・クリントン民主党候補も「グリーン」を強調する一方で、共和党の各候補には石炭などの化石燃料業界や特定富裕層らが少なくとも6200万㌦もの寄付で「反気候変動」のキャンペーンを張っている。
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共和党の次期大統領選挙候補として名前が挙がっている17人のうち、8人の候補に集まった今年の寄付のうち少なくとも6200万㌦は、化石燃料業界からの直接の寄付と、それらの業界と金融的な関係を持つ産業などからのものだという。
このうちもっとも寄付が集まっているのが、共和党議員で温暖化懐疑派で知られるテッド・クルツ(Ted Cruz)氏、前ブッシュ大統領の弟のジェフ・ブッ……
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