HOME |中国 全中国版の排出権取引制度の対象業種示す。オバマ大統領は、米中の気候変動対策共同歩調を強調(RIEF)  |
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  訪米中の中国の習近平国家主席はオバマ米大統領のとの会談で、地球温暖化対策のため2017年から中国全土で排出権取引制度(C&T)の導入を公表したが、その対象業種が明らかになった。

 中国の排出権取引制度は現在、北京や上海など2省5都市でパイロット事業として試行されている。中国の温室効果ガスの排出量の増加を2030年までに抑制する国際公約を担保するため、同制度を全土に展開し。CO2排出量の抑制を図る狙いだ。

 

 キャップアンドトレード(C&T)型の排出権取引では、対象業種からのCO2排出量に量的な上限(キャップ)を設ける。企業は自社の排出上限を超えそうになると、超過達成した企業から余剰分を市場を通じて購入(トレード)することができる。対象産業全体では、経済活動と排出量削減とのバランスを効率的に行うことが可……

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