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CO2排出量1・7億トン増加 原発停止の影響試算(東京新聞)

2011-10-27 13:23:01

細野豪志環境相は27日の参院環境委員会で、東京電力福島第1原発事故の影響により、定期検査などで停止している各地の原発がこのまま再稼働できない場合、二酸化炭素(CO2)排出量は年間1・5億~1・7億トン増加するとの試算結果を明らかにした。

 試算は原発の稼働率を66~75%とし、全国54基のうち現在停止中の44基分について、全て火力発電で代替したケースを想定。京都議定書では2008年から12年の平均で1990年比6%の削減義務が定められているが、試算結果は90年比で12~14%分に相当するという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011102701000417.html