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独太陽電池Qセルズ第3四半期は予想上回る営業赤字、CFO辞任(Reuters)

2011-11-14 21:17:14

[フランクフルト 14日 ロイター] ドイツの太陽電池メーカー、Qセルズ(QCEG.DE: 株価, 企業情報, レポート)が発表した第3・四半期決算は、供給過剰を背景とする価格下落を受け予想を上回る営業赤字となった。同社はヘルムズ最高財務責任者(CFO)の辞任を発表した。

 第3・四半期の営業赤字は4730万ユーロ(6500万ドル)。赤字幅はロイターがまとめたエコノミストの平均予想の4200万ユーロを上回った。

 Qセルズは、サンテック・パワー(STP.N: 株価, 企業情報, レポート)、ファースト・ソーラー(FSLR.O: 株価, 企業情報, レポート) インリー・グリーン・エナジー(YGE.N: 株価, 企業情報, レポート)とともにソーラー関連製品の価格下落で打撃を受けている。10月には2012年2月28日が満期の転換社債の償還延期を念頭とする措置で債権者と合意した。

 Qセルズは今回、2011年の業績予想を据え置いた。2011年の利払い・税引き前損益(EBIT)は数億ユーロの赤字、売上高は前年を25%以上下回る10億ユーロを見込む。

 同社の最高経営責任者(CEO)は決算発表後、身売り交渉はしていないと述べた。

http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPJAPAN-24157820111114