一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

川崎重工業は英国スコットランドで予定している潮流発電の1メガワットのプロトタイプ実証実験で、再生可能エネルギー分野での世界的コンサルタント会社であるGL Garrad Hassan　の支援を受けることになった。

　川崎重工が予定している実証実験は、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO)の事業として実施する。二段階での実証実験を計画している。まず、第一段階は自然エネルギーの系統連系などの技術・ノウハウで実績のある沖縄電力、沖縄新エネ開発と協力して沖縄周辺で実施する。次いで、海洋エネルギー開発で先行する英国スコットランドの欧州海洋エネルギー試験センター（EMETC)で1メガワットのプロトタイププラントを使って本格的に実施する。

GL Garradはこの英国での計画に協力するもので、海洋等の地域データや実験負荷の計算等を担当する。聴力発電分野の関係者の間でも、川崎重工の参入は同発電事業を本格展開するうえで大きなステップになると歓迎する向きが多いという。

同社は独立系の自然エネルギー事業のコンサルタント業務を手掛けている。世界18カ国で事業展開しており、自然エネルギーのコンサルタントしては最大規模。太陽光、オンショア・オフショア風力、潮力など幅広い分野をカバーしている。海洋・エネルギー分野の保証・コンサルティングを手掛けるGL Groupに属する。

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川崎重工のニュースレリース：http://www.khi.co.jp/news/detail/20111019_2.html