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東京都、COP17で 「ガバメント・リーダーシップ賞」を受賞(KIKO)

2011-12-07 20:27:10

12 月5 日、COP17 会議場にて、世界グリーンビル協会(WGBC)による「2011ガバメント・リーダーシップ賞」の受賞者が発表され、東京都が「最も革新的な政策賞」に輝いた。受賞理由は、世界初の建築物を対象とする都市型キャップ&トレード制度を導入したことである。賞の目的は、都市レベルの政府のグリーンビル(環境面で優れた建築)の先導的政策の優良事例を紹介し、認識を広げることである。ICLEI、国連人間居住計画(UN Habitat)、WGBC 等専門家による審査委員会によって選ばれた。

受賞者スピーチを行った東京都の和賀井克夫氏は、「大変光栄」と喜びを語った。また、「東日本大震災前はこれ以上の省エネは不可能と思われていたが、実際にはまだ省エネができることがわかった。」と話し、会場からは大きな拍手。日本政府の不名誉な「化石賞」がない一方、東京都が、C&T というしっかりとした制度の導入を評価されての名誉ある賞を受賞した形。日本の市民としても、こちらの方が無論うれしい。来年は、政府が政策導入で拍手喝さいを浴びることを期待したい。

KIKOの「COP17/CMP7通信No3」より

http://www.kikonet.org/theme/archive/kokusai/COP17/Kiko_COP17_No.3.pdf