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2011年の世界の再生可能エネルギー投融資ランキングで、三菱UFJフィナンシャル・グループ、融資部門の主幹事ランキングで4位に(FGW)

2012-01-20 17:19:52

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Bloomberg New Energy Finance (BNEF)がまとめた2011年の再生可能エネルギー投融資ランキング(Clean Energy & Energy Smart Technology League Tables)によると、融資部門(Asset Finance)の主幹事ランキングで、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、前年の5位から一つランクを上げて4位につけた。その他では、みずほフィナンシャルグループが15位、三井住友フィナンシャルグループが20位となっている。

首位は、米国のFedaral Financing Bank で、13の案件、総額101億3500万㌦を扱い、再生可能エネルギー融資全体の19.90%というシェアを占めた。同行がダントツの一位で、二位にはブラジルの開発銀行であるBNDES(Brazilian develoment bank)が27件、42億2900万㌦を扱った(シェアは8.30%)、三位はBank of America。同行は米国でのNRG energyが開発する25億㌦の太陽光発電事業を一手に引き受けたことで、一躍、前年の番外からランクインした。ただし、取り扱い件数はこの1件のみ。

MUFGは2011年中の投融資で最大案件となった欧州北海海域でのGlobal Tech I Offshore Wind Farmに、欧州投資銀行などとともに主幹事行に名を連ねたほか、第三位の大規模案件のFirst Solar Desert Sunlight PV Plantにも参加するなど、大型案件に積極的に加わったことで、取り扱い件数は20件、総額23億900万㌦(同4.53%)の実績をあげた。3位のBank of Americaが1つの大型案件を丸抱えしたことで上位についたが、年間を通じた市場での活躍をみると、実質第三位ともいえる。

他の日本のメガバンクでは、みずほが10件、7億2900万㌦、三井住友が7件6億2200万㌦となっている。

 

BNEFのサイト http://www.bnef.com/