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米大統領がシェールガス開発を支持、新対策は発表せず(Reuters)

2012-01-25 20:06:12

1月24日、オバマ米大統領は一般教書演説で、シェールガスの開発を支持する一方、安全なエネルギー開発が重要だとの認識を示した。代表撮影(2012年 ロイター)
[ワシントン/ニューヨーク 24日 ロイター] オバマ米大統領は24日の一般教書演説で、シェールガスの開発を支持する一方、安全なエネルギー開発が重要だとの認識を示した。

1月24日、オバマ米大統領は一般教書演説で、シェールガスの開発を支持する一方、安全なエネルギー開発が重要だとの認識を示した。代表撮影(2012年 ロイター)




大統領はシェールガスについて、責任ある開発計画が必要だと主張。「国民の健康と安全を危険にさらすことなく開発を進める」とし、掘削により国民生活に影響が出ることのないよう「常識的」な規制作りを進める考えを示した。

石油・ガス業界からは、過剰規制が生産の障害になっているとの批判が出ているが、大統領は従来の政権の方針を踏襲するにとどめた。一部の業界団体の間では、一般教書演説で監督合理化や掘削権の拡大が発表されるのではないかとの期待が出ていた。

大統領は演説で石油・ガス業界向けの優遇税制廃止をあらためて主張。

太陽・風力発電プロジェクト向けの地区を公有地に設置し、10ギガワットの発電を目指す考えも示した。

 

http://jp.reuters.com/article/jpnewEnv/idJPTYE81K0IN20120125