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環境省第一回「カーボン・オフセット大賞」、清水エスパルスが受賞(FGW)

2012-03-01 14:52:48

オレンジのユニフォームは、環境にも優しいのだ(2月26日:対新潟アルビレックス戦)
環境省は低炭素社会を推進するカーボン・オフセット取り組みを奨励する第一回「カーボン・オフセット大賞」を選定した。事業活動等に伴って発生するCO2を削減行動等によって相殺するもので、第一回の大賞(環境大臣賞)には、サッカーの清水エスパルスが選ばれた。

オレンジのユニフォームは、環境にも優しいのだ(2月26日:対新潟アルビレックス戦)




清水エスパルスは、2007年12月に「カーボン・オフセットクラブ化」を宣言し、ホームのアウトソーシングスタジアム日本平での試合について、2008年から2012年までの試合をカーボン・オフセット・マッチとして運営した。オフセットの対象として、スタジアムの電力消費によるCO2排出量削減、ごみ処理等による排出量の削減、シャトルバス運行等による削減、指定駐車場への自家用車での来場抑制による削減等のほか、ブラジルでの小水力プロジェクトから生み出されるCER(カーボン・クレジット)を購入することで、オフセットを推進してきた。

またスポンサーのプーマ、帝人とも協力して、スタジアムや練習場からのペットボトルの回収活動も展開しており、回収したペットボトルからは将来、ユニホーム制作も予定している。

エスパルス以外では、優秀賞に、オフィスチェアの(株)イトーキ、東北夏祭りネットワーク、(株)ファミリーマートの3団体。奨励賞に、住友スリーエム、住友林業、全日本空輸、日本興亜損害保険、福島ミドリ安全、南アルプス市役所の6団体がそれぞれ選ばれた。

環境省サイト http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=19351&hou_id=14903

エスパルスのオフセット活動 http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=19351&hou_id=14903