HOME5. 政策関連 |オランダ政府、昨年10月の「気候訴訟」敗訴を受け、温室効果ガス排出量25%削減を来年に実現のため、国内の石炭火力発電廃止計画を前倒し。来年中に1基停止へ(RIEF) |
Netherlandlandキャプチャ

 

    オランダ政府は、国内に5基ある石炭火力発電所のうち1基を来年中に停止する。昨年10月に、国の温暖化対策の不備を争った「気候訴訟」で敗訴、「2020年末までに温室効果ガス排出量を1990年比で少なくとも25%削減する」との判決を受けたことへの対応だ。当初の停止予定を4年前倒しする。

 

  (写真は、政権発足時のオランダのルッテ内閣)

 

 停止が見込まれるのは、首都アムステルダムにある「Hemweg plant」。1994年稼動で、スウェーデンの電力会社Vattenfallが保有している。同国は今月20日に総選挙が予定されるが、マルク・ルッテ首相率いる自由民主国民党(VVD)は上院で劣勢を伝えられており、気候……

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