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協同組合:太陽光、除染で設立相次ぐ 福島の中小企業など(毎日)

2012-04-12 17:53:46

太陽光パネルの設置などを巡り、仲間と協議する森さん(右)=2012年4月10日、清水勝撮影
東京電力福島第1原発事故を受け、太陽光発電による売電や除染作業の受注を目指す協同組合の設立が、福島県で相次いでいる。原発事故後に県知事が認可した14組合のうち、12組合がこれらの事業を盛り込んだ。県内で今後本格化する事業を見越し、地元の中小企業や個人が異業種の新分野に挑む。支えているのは「古里の復興に貢献したい」との思いだ。

太陽光パネルの設置などを巡り、仲間と協議する森さん(右)=2012年4月10日、清水勝撮影




 「市民によるエネルギーの地産地消で地域を元気にしたい」。今年1月に認可された「伊達太陽光発電所企業組合」(福島県伊達市)の森茂雄理事長(63)は声に力を込めた。

 同組合は、建築業や上下水道業者らが住環境の改善などを図ろうと、震災前に作ったNPO法人「県北総合メンテナンス」の会員ら21人で設立。県内で初めて太陽光発電の売電を盛り込んだ。

http://mainichi.jp/select/news/20120412k0000e040233000c.html