HOME |EU欧州理事会、サステナブルファイナンスの軸となるグリーン事業分類の「タクソノミー」規則制定で合意。気候変動緩和・適応策やサーキュラーエコノミーなど6環境目標を定める(RIEF) |
EU112キャプチャ

 

 EUの欧州理事会は25日、欧州委員会が開発を進めるサステナブルファイナンス行動計画の軸になるグリーン事業タクソノミー(事業分類)案を了承した。欧州理事会が同規則案を了承したことで、5月の欧州議会選挙前に棚上げされていたタクソノミーの法制化(規則)は成立が確実になった。

 

 欧州理事会は同日、各国の代表が集まって、欧州委員会が提案しているタクソノミー原案を「EU全体の共通事業分類システム」とし、EUの規則案とすることで合意した。

 

 EUの政策決定は、欧州委員会、欧州理事会、欧州議会の3者の調整で進められる。タクソノミーについては選挙前の欧州議会は3月に規則化を採決しているため、今後、欧州理事会は議会と協議に入るが、欧州議会は選挙後も規則支持の立……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン