HOME |EU欧州委員会、「欧州グリーン・ディール」発表。2050年温室効果ガス排出量ネットゼロを軸に、広範囲な対策を提案。フォンデアライエン委員長「新たな成長戦略」と位置付け(RIEF) |

 

 EU欧州委員会を率いるウルスラ・フォンデアライエン委員長は11日、「欧州グリーン・ディール(EGD)」構想を公表した。同委員長は、気候政策をEUの新たな成長戦略と位置付け、2050年の温室効果ガス排出量をネットゼロ(カーボンニュートラル)、2030年の排出削減目標を現行の90年比40%削減から、50%削減に引き上げ、さらに55%減も目指すとした。こうした削減を確実にするため、全加盟国に適用される「欧州気候法」を制定する。

 

 EGDはパリ協定の2℃目標、および1.5℃目標と整合すると同時に、国連の持続可能な開発目標(SDGs)ともつながるとした。人々の幸福度を改善し、「だれ一人取り残さない」ためのものとした。同委員長は「欧州が『初めて月に降り立った瞬間』だ」とも表現した。http://r……

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