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北京の大気汚染「最悪」に 高速道閉鎖や欠航便 (各紙) 大丈夫か中国人

2013-10-07 14:38:45

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 Chinaslide_307652_2678621_free中国・北京市周辺で6日、微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染が再び深刻になり、夕刊紙の北京晩報によると、市街地の汚染レベルは全観測地点で6段階で最悪の「深刻な汚染」(指数301以上)を記録した。

PM2.5の平均濃度が、市内の35の観測地点すべてで基準値を上回った。中国は7日に終わる国慶節(建国記念日)休暇のUターンラッシュを迎えたが、視界不良のため北京国際空港で欠航便が出たり、高速道路が一時閉鎖されたりした。

交通機関だけではなく、北京で行われていたスポーツ大会にも影響が出ている。アメリカの新聞USAトゥデーは、北京で開催されていた女子プロゴルフツアー、レインウッドLPGAクラシックでマスクを付けてプレーする選手が続出した。

テニスの中国オープントーナメントに参加したスウェーデンのロバート・リンステッド選手は、自身のブログで不満を述べたと伝えている。

 

中央気象台は汚染物質が拡散しにくい気候のため、北京、天津市、河北省で7日も汚染が続くとの予報を出した。